2005年11月23日

言葉だけじゃ伝わらない

言葉だけじゃ相手に伝わらないことってあるよね。


文章だけじゃ、言いたいことの全てなんてとても伝わらない。

電話だったらまだいいけど、それでも相手の思いがなんでもわかるわけじゃない。




この電話は、そのことを俺に痛感させてくれたんだ・・・
 
 
 
 
  
 
 
 

その電話は突然かかってきたんだ。


『もしもし?』

「あ、今、ちょっといい?」







・・・・母だ







「ワードでさ・・・」



ああ、またパソコンの質問か。
勤務中はさすがにないが、時間も場所もかまわずかかってくる。
これじゃまるでサポートセンターだ。



「難しい漢字が変換できないんだけど、どうやれば出てくるんだっけ?」

『いったい何書いてるの?』

「般若心経」

『はぁ!?』

「いや、おじいちゃがね。」



もはやわけがわからん



「どうやって変換するの?」



なんて聞かれても、俺、今、カインズホームで物資調達中だっての。

もっと簡単な質問なら簡単に答えられるけど、
この質問は目の前にパソコンがないと厳しい・・・




といってもこのままにするわけにもいかず、
頭の中にディスプレイを思い浮かべ、説明を試みる。



解決策としては、言語バーから手書きパッドか総画索引を出して調べさせればいいんだ。

パッド?どうやって出したっけ?
XPと2000と98がごっちゃになってる。
こいつはまずい。


とりあえず、現状を聞いてみよう。



『言語バー出てる?』


「・・・言語バーって?」


『ほら、あの、左下に出てるあれ、とかかいてあるやつ。あるでしょ』


「う〜ん、無いよ」



最小化したのか!?



『え〜と、一番下のバーの中にない?赤い丸と筆のマーク』


「え?なにそれ?そんなのないよ。」




表示してないのか?


つまり、タスクバー右クリックしてツールで「言語バー」にチェックを入れさせればいいんだ。


どう伝える!?




『下にあるバーを右クリックして。あ、何も無いところね。』


「どこ?あ、ちょっとまって。右クリックね。」


『そしたら、ツールとか表示とかない?』


「・・・無い」




何!?



『何も無い白いとこ、あ、白じゃなくて、だから、何も無いところ!!』


「う〜ん、無いよ。」


『何が出てるの?』


「え〜と、標準とか、ファンクションキーとか」











あんたそりゃワードのツールバーだ









『そうじゃなく、いっっっっちばぁぁぁぁぁぁぁん下のバーの何も無いところ!!!』


「え?どこなぁ」


『ああもう、わかった。ワードを最小化して!』


「消していいの?」


『だから最小化だって。』


「おじいちゃ、最小化だって」



じいちゃんが動かしてんのか!!?



「あ〜、消しちゃダメだって」


『・・・別に後でまた動かせばいいよ』






う〜ん、心なしか家族の間に亀裂が・・・






『じゃ、もうバーってどれか分かるね。右クリック!!』


「あ、ツール?」


『そう!その中に言語バーない?』


「あった!クリックするの?」


『そう!!それで言語バー出ない?』


「ちょっと待って。あ、出てきた。」




やっとここまで来たかぁ・・・  長かった・・・




「え〜、なんか変だよ。縦になってる。」


えぇ!?


「しかもなんか透明になってるんだけど。」



何をどう間違っていじったらそんなややこしい設定に・・・




俺?


いや、俺はそんなことしないぞ。

だとすると・・・


あのバカ弟か



くそぉ、家族の間にさらに亀裂が!?




「あ〜もう、このパソコン変なんじゃない?」






残念ながらあんたの次男のせいだ





『ああ、もうその辺は今度俺が直すから。』




しかし、言語バーさえ出ればこっちのものだ。
あと数クリックでゴールだ。





『言語バーにツールとかない?』


「どれ?」


『どれって・・・、どれか。』


「あ、あった。」



おお、順調ではないか。




『それをクリックしたら、手書きとか出てこない?』


「・・・、出ない」


『う〜ん、何が出てるの?』


「何も。押しても何も起こらんよ。やっぱこのパソコン変なんじゃない?」





だからパソコンのせいにするなって



しかしなぜ?
これをクリックすれば完璧なはずなのに・・・



ここまで来て、俺は重大な過ちに気付く。




ワード閉じちゃったんだ!!




つまり、ワードを起動してアクティブにすれば言語バーのボタンが復活する。



よし、これさえ伝えれば終わりだ!




『よし、もう一回ワード動かして!!』


「おじいちゃ、ワードだって」





かあさん、もうあなたが操作してください






『そうしたら、言語バーが変わらない?何かクリックできない?』


「あ、できそう。」


『じゃあ、そこからツールを動かして・・・』


「あ、手書きってあった!これ?」




何!?よく状況がわからんが一瞬で手書きを発見したのか!?




『うん、たぶん・・・』


「出てきた出てきた。」


『じゃあ、あとは何とかなるね?』


「大丈夫だよな、おじいちゃ」





じいちゃん、すごいよ・・・






「ありがとう。」


『どういたしまして・・・』


「また頼むな」







そのときはぜひ、テレビ電話を使ってくれ
posted by MudRock at 00:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
じいちゃ、最高!
Posted by 通りがかりのよその保護者 at 2005年12月09日 10:03
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