2006年05月14日

失って、初めて気づくもの

 
昨晩、いとこから珍しく電話が来た。

なんでも、今日こっちで就職試験があるとか。
で、高速バスのバス停から試験会場まで乗せていってほしいというものだった。

バスが着く時刻を確認しあって、その日は電話を切った。




事件は 今日の朝、起こった
 
 
 
 
 
 
 
我が家からバス停までは5分もあればつくが、
15分ほど早めに出ることにした。

給油をしたかったのもあるが、地理的な不安があったのだ。



バス停とはいっても、いとこが降りるのはインターチェンジのバス停だ。

このインター、車で出入りしたことは何度もあるが、
高速バスで降り立ったことは1度しかない。
しかも数年前。
道に迷ったことだけは覚えてる

よって、バスを降りた客がどこから出てくるのか
恥ずかしながら、まことに恥ずかしながら知らない。




だから、ちょっと下見をしておきたかったのだ。







インターには10分ほど前についた。インターには。



さて、出口はどこだ?



それらしいところを車で回ってみるが、
それらしいところがいっぱいあってどこだかわからない。

驚いたことに、駐車場はおろか駐車スペースすらない。



バスでこの地に降り立ったものは、迎えを期待するなというのか。




仕方なく、近くのコンビニで待機。

ま、今の時代 携帯電話という大変便利なものがあるんだ。
後で連絡とってこっちまで来てもらおう。












まさしく、これが落とし穴だった。











予定時刻になった。

メールで 「そろそろ着いた?」

と送ってみた。










待てども待てども返信無し。




変だな〜と思って待っていると、電話が入った。


いとこの母親(つまり叔母さん)からだ。






ここで、俺は衝撃の事実を知らされる。















「あの子、携帯をバスの中においてきたらしい














・・・ まじすか













「バス停におる、っていうけど、まだ会ってない?」





すみません叔母さん、バス停が分からないんです





しかし、この近くにいるのは間違いないんだ。

探しに行くしかない。









それらしいところを回ってもいとこの姿を発見できず。

時間は過ぎるばかり。


くそぉ、どうすりゃいいんだ。


いとこにこちらから連絡を取ることは不可能。
かといって、いとこも俺の携帯番号を覚えているわけもない。
いとこが覚えているのは、いとこの自宅の電話番号のみ。



つまり、叔母さんの電話が我々をつなぐ唯一の手段ということになる




くぅ〜、ぬかったぜ。


「携帯がある」と思っていたばかりに、場所について細かく打ち合わせなかったのが間違いだったか。




携帯電話が無くなると、俺たちってこんなにも無力なのか。





時折入る叔母さんからの電話で、それでも場所が絞れてきた。



バスの降車所の横にいるんだと。



どうやらそこに行くしかないようだ。


しかし、降車所ってインターチェンジのすぐ手前だぞ。












つまりだ、今回のミッションはこうなる。



 まず、インターの入り口から内部に進入し降車所に横付け、

  いとこを回収した後、インターに入ることなく一般道に脱出




















シュミレーション無しでやろうというのか、


こいつは、ちょっとしたボウケンだな













☆ Mission開始!






タイミングを見計らってインター進入。








直後、けたたましく鳴り響く警告音!!




何!?どうした!!?










「ETCカードが挿入されておりません」










淡々とエラーを告げるETC。

すごいぜ、こんな機能までついてやがったのか!?









なんて感心している場合ではない。

はやくいとこを見つけて脱出しなければ。





バスの降車所に・・・・・いない






なぜだ!?ここにいるんじゃなかったのか!!?






まずいな、仮にも高速バスの停車場、長居は危険だ。





早くも俺は大ピンチだ









周りを見渡す俺。




どこだ、どこにいる・・・・







いた!



反対車線に!?







なんでそこにいるんだ!!?










迫り来る車を鮮やかによけつつ、いとこ回収に成功!









☆ Mission Complete!!


Good Job!!














まったく、携帯なんてものに頼りすぎるからこんな目に遭うのだ。
ほんとにあせったぞ。

あまり頼りすぎるのも考えものだな。














と、叔母さんからの伝言を思い出す俺。





試験会場へ向かう車の中で、自分の携帯をいとこに渡す。










『 落ち着いたら、電話くれってさ 』
























「 もしもし、うん、無事会場に着きそう。

  うん、ありがとう。

  ・・・・・・」


















携帯電話も、いいもんだな
 
 
posted by MudRock at 21:05 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
お〜〜っ!手に汗握る展開だっ!
どうなることかとハラハラしたわ!

まだ携帯を持たせていない我が家の諜報部員(11歳)には
待ち合わせの際、電話を借りられるコンビニとか
呼び出してくれる駅とか、そういう場所を指定している。
携帯を持たせるときもバッテリー切れなどのトラブルが想定して
待ち合わせには(以下同文)。
諜報部にもフェイルセーフの発想が必要なのである。

いとこさん、就職活動がんばれ!
Posted by 通りがかりのよその保護者 at 2006年05月15日 10:25
お邪魔します(。・_・。)ノ”最近こっちがお気に入りなので訪問しちゃいましたwでゎw
Posted by momo at 2006年05月19日 13:04
はじめまして!
なんか壮絶でしたね 笑
また来ます(^−^)
Posted by 福井ではたらく若社長のblog at 2006年05月19日 21:01
はじめましてじゃありません!笑
何回も来てました!
失礼しました!
Posted by 福井ではたらく若社長のblog at 2006年05月19日 21:04
招待状といい、ナイスないとこをお持ちで…
Posted by at 2006年05月20日 16:16
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