2004年09月04日

教師の一人称

中学校で教育実習やったときに、指導教官から
「教師が自分のことを『先生』というのはおかしいですよ」
と言われたことがあった。

そもそも、「先生」とは尊敬する人に対してつける言葉なわけだから、
「先生の言うことをよく聞きなさい!」
なんていう輩は何様のつもりじゃいという事態になるわけです。

その話を聞いてから、実習中はできる限り自分のことを「僕」と呼ぶように勤めた。
が、普段は一人称が「俺」なだけに苦労することこの上なし。
「俺」というのもアウトではないが、好ましくないらしい。
「俺様」とか「ミー」とか「おれっち」なんて問題外というわけですな。

さて、あの実習中での言葉を信じて教師になった
小学校1年生相手に激戦を繰り広げていたある日、衝撃的な事態が発生しました

それは国語の時間。教科書を音読しようとしたときのこと。
「じゃあ、の後に続いて読んでみよう!」
と言ってみたところ、不思議そうな顔をする子ども達。
なんだ?、へんなこといったかなぁ?
と不思議に思っていると子どもの一人がこういいました。

「僕って誰?」
「え?あ、えぇと、先生・・・」

何かが音を立てて崩れましたね。


そもそも、1年生が尊敬なんて概念もって「先生」なんて言葉を口にするはずがないわけで・・・
彼らにとって「先生」とは、教師の名前の一部みたいなもんなんですね。
周りを見渡せば、小学校、特に低学年の先生なんて自分のこと「先生」と呼ぶ人ばかりですよ。

しかし、そう簡単に自分のことを「先生」と呼べるようになるほど、私は器用じゃないんです。
自分のことを「先生」とよぶのはおかしいという俺の信念はなかなか崩れません。
じゃあ、学校では自分のことなんて呼ぶんだ?

答えは自然と1つに絞られました。

一人称を使わない

「先生の後に続いて読みましょう」

「後に続いて読んでください」
で事足りますよね。
一人称なんか使わなくたって、日常生活に支障はありません。

でも、これで解決なわけがありません。
「先生〜、トイレ〜」
なんて言う児童がいようものなら
「先生はトイレじゃありません」
と一喝し、主語と述語及び目的語の重要性を説く立場にある教師が、自分は主語を全く使わないというのはさすがに問題でしょう。

今後、彼らも俺が自分のことを「僕」と言い表すのにも慣れてくれることを祈るばかりです。
posted by MudRock at 00:31 | Comment(0) | 学級日誌

2004年09月02日

飯も満足に買えない・・・

ある日、6年生にこんなことを言われました。
「先生、昨日 吉野家に行ったでしょ?」

なっ、なぜそれを!!

「昨日、うちのお父さんが見かけたって言ってたよ」

う〜ん、別に見られて困る分けじゃないけど、
「そうか、あの先生は吉野家常連か」
と思われるのはなんだか負けた気がします < 何にだ

そう、吉野家なんて有名どころに行くから行けないんだ。
ここは地味にほっかほっか亭あたりにしておこう。

と、ほか弁にハマって数日、
今日、他の先生からとんでもない一言を聞きました。

「いやぁ、先生をほか弁で見たって子どもが言ってたよ」

なんと!ついにほか弁にまで魔の手が!?!

なんだか公務員って肩身が狭いです。
また自炊始めようかなぁ・・・
posted by MudRock at 22:10 | Comment(0) | 学級日誌
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